犬・急性湿疹



                                                                                                

 
主 病 態

                夏の前後、高温・多湿の時期に発病率が高い
                 或る日突然に発症するのが特徴
               通常、朝起きてから午前中に多くは発見する
             激しい掻痒と、強い舐性で多くの人が犬の異常に気づく

患部は斑状に脱毛して、皮膚が露出している
斑状に脱毛した皮膚は白色・赤色・黄色・化膿色をしている
しきりに舐める動作が特徴的である
患部に触れると大変に痛がる
再発性があるので年間複数回の発生がある
 
 
発 病 原 因

アレルギー体質が基礎に有る事が引き金になる
高温・多湿の環境・気候が誘引となることが知られている

            患部を舐める事により口腔細菌群の感染が併発して
次第に患部の症状が悪化、拡大するが
人や他の動物に伝染する事はない
 
診  断 
稟告・主要症状・疼痛・掻痒で可能
 
治  療

                      抗アレルギー剤   (注射・内服)

                      消炎剤        (注射・内服)

                      ステロイド剤     (注射・内服)

                             抗菌・抗生剤    (注射・内服

 


臨床例の写真を次に提示します
 
 

柴犬の腰背面に発生
患部が白色性なので炎症軽度

コリー犬の臀部
赤色の炎症性が強く痛がる

柴犬腰の部分初診日
痛み・舐性が強い

左の写真例の治療5日目
患部は乾燥して痛み・舐性の減少

ゴールデンレトリーバー老犬
或日突然朝起きて発見した
痒くてシきりに擦っていたので気がついた

狆の劇症例
強いアレルギー体質の時患部に
液体成分が滲み出てくる事が有る

雑種の背中に出来た症例
始め怪我かと思って来診した症例
 

紀州犬の腰背面に出来た例
朝起きたらシきりに舐めているので発見
治療は10日ほどで治癒する



小型犬の胸部側背面・慢性化
舐性が強く毛が舐めて撚れている
10日程の治療で治る

柴犬の腰背面
しきりに舐めるので飼主発見
注射・内服で12日で治癒する

春から夏・秋にかけて発症し冬には少ない
悪性の皮膚病では有りません
基礎にアレルギー体質が主因です
2次的に細菌感染が病状を悪化させます
この皮膚病は伝染しません
年間に再発性があります
おおよそ1-2週間で治癒します
 



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