皮膚カンジダ
 
カンジダは酵母菌(ビール等を造るかびの一種)
自然界には沢山の種類が分布している
皮膚に感染して病変を示す皮膚の病気を呼ぶ

発生は一年中あるが
特に夏の高温・多湿の時期に多く発生する
ひと・動物がカンジダに対する抵抗力の低下が

発病の引き金になる場合が多いので
健康な場合は感染する頻度は低い事が知られている


皮膚症状

    初期の変化

         皮膚が桃色となり湿潤する
         被毛がまばらになり・脱毛が認識できる
         舐性・掻痒が低いが観察出来る

    中期の変化

       皮膚が紅色となり部分的の脱毛をみとめる
         舐性・掻痒が強くなり注目が高まる
         炎症部分は湿り気が多くなり紅色が強くなる
         痂皮(かさぶた)が出来る
         皮膚病変の数と面積が大きくなる

    後期の変化

        皮膚病変の数と面積が更に大きくなる
          舐性・掻痒が強くなり神経質となる
          皮膚が紅色面から液体が絶えず分泌する


診 断

     皮膚変化の特徴的変化

        皮膚病変からのカンジダ胞子の顕微鏡的確認

        皮膚病変材料からのかび培養形態的検査


治 療

           抗カンジダ剤の内服連用

              抗カンジダ剤の外用・塗布


予 後
初期ならば短期間で治る
初期以外は時間が掛かる

根気良く治療すれば治る
 

皮膚カンジダの

色々な病態変化を以下に提示
 


口唇・口角部分の炎症・色素脱落
しきりに掻く・擦るが特徴


老犬・慢性症状
両眼と肛門に発生している
 


肩から上腕・肘にかけての病変
脱毛・皮膚桃色・痂皮(カサブタ)がある


肘の前面
脱毛・皮膚桃色・痂皮(カサブタ)がある



前足の指のもと複数
脱毛・皮膚桃色・痂皮(カサブタ)がある


肛門の周囲と尾の裏側
皮膚桃色・茶色の痂皮(カサブタ)がある


セツターの左側腹
カンジダ性腫瘤・外科的切除が最適


カンジダ培養顕微鏡写真
400倍・菌糸と胞子がみえる
 
早く動物病院で検査・診断すること
病原菌の検出・培養検査で確定
根気良く治療

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