クッシング症候群
(またはクッシング病)
主要症状
肥満体質が潜在性にあり太ったように見える
体側の被毛が薄くなり地肌が見えるようになる
症状が進むと完全脱毛となり・脱毛域は拡大する
食欲が進み・幾らでも食べて・要求する
喉が乾き・飲み水の量が増加してくる
飲み水の量に比例して尿量の増加が目立つ
発病原因
副腎皮質ホルモンの分泌過剰
副腎皮質ホルモンの分泌過剰は次の原因で起こる
副腎皮質の肥大・腫瘍・癌化
脳下垂体の肥大・腫瘍・癌化
医療的に副腎皮質ホルモンの連続投与
診断条件
血液中の副腎皮質ホルモン数値が定量検査で高値
血液中の好酸球(白血球)100以下の維持が特異的変化で診断
本病特有の被毛変化・脱毛状態・皮膚の視診的病変
肥満・食欲旺盛・喉の乾き・尿量増加
治療
外科的に肥大・腫瘍・癌の摘出除去
内科的内服薬で副腎皮質ホルモの分泌抑制をする
 この2つの方法がある
診断した動物病院の先生と詳細な治療方法を説明を受けて下さい
 
私の病院での症例写真をお見せします

全身性の広域脱毛
皮膚の色素沈着
全身性の広域脱毛
皮下脂肪の蓄積・肥満タイプ
被毛に変化が見られない
皮下脂肪の極度の蓄積・肥満タイプ
フェレットの
全身性の広域脱毛
初診時のプードル
体側の脱色被毛血液中の好酸球の減少
内服治療半年後
被毛か゛正常に復期している
初診時のプードル・疥癬症併発中
体側の被毛減少・血液中の好酸球の減少
 
内服治療半年後
被毛か゛正常に復期している
 
ダックスフント・高年齢・外科手術後1週間
血液中の好酸球の極度に減少で診断 
手術で取り出した副腎臓器
3つの腫瘍が発病原因であった 
 
注意項目

発症原因が3つ有る事は初めに書いた通りですので原因を確かめる
医療行為で副腎皮質ホルモンの連続投与で起きますのでステロイドの使用は気をつける
皮膚病・痒み止めにステロイドの連続・増加使用は医原性クッシング症候群になります
副腎臓器の腫瘍・癌には外科的摘出手術が最適ですが難しい手術です
副腎臓器の肥大・機能亢進には内服療法でコントロールができます
いずれの治療方法を採るかは動物病院の先生と良く相談し納得してから始める
治療法が決定したらば指示どうりに看護をし勝手に変更しないこと
この病気は動物の生命に関与するので慎重に進めてください



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